NHKの番組で米村でんじろう氏が取り上げられてました。
目の前に繰り広げられる実験に目を輝かせる子供達の表情といったら……。不思議なこと・わからないことがいっぱいだった子供の頃、たぶん私もあんな風に目を輝かせていたのでしょう。子供に限らず、人はやはり「なぜ?」という疑問に答えて欲しくて仕方ないのかもしれません。それに答えるのが科学の務めだったはずですが、一体いつから、科学は小難しい、つまらないものということになってしまったのでしょうか。それが教育によるものだったとしたら悲しいですし、その流れを断ち切るかもしれなかったゆとり教育の理念が十分に実行されないまま、稚拙な政治ゲームによって方向転換を迫られているのも残念です。
もしかしたら、自分がなりたかったのは「理科の先生」だったのかも知れないなぁ……などと思いましたが、今さら言っても詮のないことです。